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2004/07/22

フェリカネットワークス講演

さて、今はランチタイム。東京ビックサイトのレストラン「松本楼」オープンテラスより、これを書いてます。

「WirelessJapan2004」二日目の午前中は、フェリカネットワークス 企画部統括部長 丸子秀策氏の講演を聴講しました。
冒頭にて同氏は、「人間の行動が今までと変わったエポックメイキングなできごと」として、1970年代のWalkman、1990年代に普及した携帯電話。そして、現在からはじまるFeliCaで「かざして決済」がそれに続くとコメントするところから講演ははじまりました。

フェリカネットワークス社の紹介では、「父がSONY、母がドコモ」とコメントし、それにさらにJRが株主として加わったことを評して、「個性の強い会社が集まり、日々切磋琢磨しながら事業を進めている」とコメント。
なかなか微妙な発言と感じました。
このあたり、いろいろと裏話は聴いているのですが、ごめんなさい。ここではちょっと書けません。

講演の内容は、主としてFeliCaの決済システム、機能などについての説明でしたが、意外だったのは、本来「モバイルFeliCa」に特化しているはずの同社が、システムの説明については、カード型FeliCaについても、ほぼ同等に近いウエイトを割いて説明していたこと。さらには、PC経由で「PaSoRi」のようなカードリーダ/ライタで通信・決済・認証を行う方式についても、かなりの比重を置いて説明していたことです。
さらには、自社のシステムの説明時には、一部の導入事例紹介を除き、「iモードFeliCa」という言葉は使われず、あくまで「モバイルFeliCa」という呼称を用いていたことです。

上記は、ある意味当然といえば当然なのですが、先月、ドコモが開催した記者発表会を同様に観た者の目からすると、微妙な温度差を感じたのもまた事実。
そもそもフェリカネットワークス社の本社は、Edyを扱うビットワレット社と同じビルにあるということですし、フェリカネットワークスの成り立ち自体が「パワーバランスの上の妥協の産物(某事情通のコメント)」だというのも、確かに事実なのかもしれません。

講演最後には、他の携帯キャリアにも積極的にFeliCaのスキームに加わってほしいとアピール、さらには、FeliCa向けASPを補強・拡大していくためにも、他のSI(システムインテグレータ)の参入を歓迎するというコメントで講演は終わりました。
このあたりのオープンさは、SONYがプレイステーションに参入しはじめた初期のころを彷彿とさせるものがあります。

あくまで個人的感触ですが、FeliCaのスキームを一部ASP代行するような他の事業は、第三者事業者として参入する価値はかなりあるのじゃないかと思いますね。おそらくこれから1年ぐらいの間、ある意味での「おさいふケータイバブル」とでも言うべき先行需要は、コンシューマ向け事業を手がける産業界全般に結構あるような気がしますので。

午後はVISAインターナショナルの講演「携帯電話・非接触ICカードへの展開」を聴講します。
ここで果たして、iモードFeliCaという言葉が出てくるかどうか、注視したいところです。
ではまた!

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