「ワンセグ内臓ノートPC」は出るだろうか?
最近興味津々なのが、来年の4月からスタートする、この「ワンセグ」なんですよね。
最近各所で話題になっている大前研一氏のコラム、「テレビ局を今さら買収する楽天のセンスの悪さは致命的」は、確かに重要なところをいくつも見落としていると思います。
テレビ局は、これからは単なるテレビ局ではなくなるのであって、今まで散々ダメだダメだと言われ続けてきた地上デジタル放送も、もしもデータ放送部がインターネットと連携して「強力なポータル機能」や「広告媒体」としての価値を発揮しはじめたら、今後のテレビ局は、PCポータルサイトに代わる新しいポータルにすらなりかねないでしょう。
◎地デジの未来はPCへのチューナー内臓にあるかもしれない
フルセグの地上デジタルテレビというと、僕自身を含め多くの人が思い浮かべるのは、今のところあのバカでっかいプラズマTVや高価な大画面液晶TVですが、そのあたりは今後大きく伸びる市場だとは思えません。
昨年来のデジタル家電ブームとやらでそれらの商品は確かに売れはしましたが、恐らくは相当シニア層の需要に偏っていたはず。
そうした高額消費の中核を占める層がリタイアに向かったとき、テレビ局に逆襲の可能性があるとするなら、タイトルのような「ワンセグチューナー内臓ノートPC」や、「フルセグTVチューナーPCカード」のようなデバイスなのじゃないでしょうか。
データ放送は、大画面プラズマTVのようなスタンドアロンではなく、インターネットへとリンクができる「二次リンク」を備えてこそ、広告媒体として、あるいはポータルとして強力な効果を持つのじゃないかと思います。
それでなくとも近年PCでテレビを見る人は増えているはずですしね。
たとえば、テレビ局とメーカーが組んで、CMスキップのできないチューナーボードを内蔵したノートPCやチューナーボードを売りに出したら?現在、携帯キャリアがやっているように、そうしたボードに対してはテレビ局がインセンティブを付けて値引きを補助したら?そうです。今家電量販店などでADSLとセット販売で値引き販売が行われているアレみたいな感じです。
恐らく買う人はゴマンと出てくるだろうことは、最近大ブレイクの兆しを見せる「GYAO」の好調な会員の伸びを見ても容易に想像がつくものがあります。
既存のドットコム事業者(特に携帯電話CP)は、大前氏が言うほどには、皆が揃って未来のビジョンが描けているわけではないと思います。
「テレビ局=旧勢力」、「ドットコム事業者=新勢力」という単純な図式は、今後はますます当てはまらなくなるだろうと思います。
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