ソフトバンクのボーダフォン買収には反対します
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英ボーダフォン、日本法人をソフトバンクに売却へ--株式譲渡交渉を認める
なんと夜中の3時過ぎにボーダフォンからプレスリリースが送られてくるというのも前代未聞ですが、その内容も以前から噂が絶えなかったとはいえ、「うーむ」というもの。
ソフトバンクが以前から明らかにしていた方針である「ベンダーファイナンス」。
これは、基地局敷設の費用を、従来のように敷設事業者に一括払いするのではなく、設備はあくまで「敷設事業者の所有」として、ソフトバンクは「リース」を受け、数年をかけて費用を「分割払い」することで投資を償却しようという考え方でした。
しかし、これについては、どうやら敷設事業者がかなり逃げ腰になっていたとの噂も聞えてきます。
つまり、当初にソフトバンクが言っていた、「当初の投資額3,000億円程度」では、全国エリアでの展開は難しくなったきたのではないかと思われ、今回の買収交渉もそうした流れを受けてのことと思われます。
しかし、1兆円規模の買収によってボーダフォンの事業を引き継いだら、かつて孫正義氏が主要新聞に全面広告を出してまで批判した「日本の携帯電話料金は高い」という提言も、恐らくソフトバンクが実行するわけにはいかなくなるでしょうね。
これだけのカネを積んでおいて電話料金まで下げたら、いかにソフトバンクとて、とてもやってはいけないでしょう。
しかし、対費用効果やシェア予測、ファイナンス面など綿密にソロバンを弾いた上での「買収」という選択肢なのでしょうが、やはりソフトバンクには、あくまで新規参入という形で携帯電話事業をやってほしいものです。
私としては、携帯電話ユーザーの長期的利得を考慮した場合、この交渉が不調に終わることを期待します。
ソフトバンクはソフトバンクで、ボーダフォンはボーダフォンで、それぞれ企業努力を続けることが日本の携帯電話ユーザに恩恵をもたらすと思います。
新規参入事業者の増加による競争激化がない限り、携帯電話の料金はそう簡単には下がらないでしょう。
ドコモなどが、MNPを前にして音声通話料金単価をむしろ大幅値上げする傾向にあるのを見るにつけ、つくづくそう思います。
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