2004/06/26

自宅から徒歩2分未満の怪しい店

僕が住んでいる高円寺というのは、ヘンな街です。

他の街、たとえば丸の内や大手町、六本木ヒルズあたりに居たら、単なる「アブない人」にしか見えような人が数多く歩いてる。高円寺と言うと、おそらく多くの人は「フォークの街」とか「ミュージシャンの街」みたいなイメージをお持ちかもしれないし、もうちょっと詳しい人なら、「エスニック&エコロジー系な人も多そう」ぐらいの知識もお持ちだろう。
でも実際のところ、この街を歩いていると、そのどれにもカテゴライズ不可能な、もっとヘンテコな人も数多く見かけるのだ。

こないだは、髪の毛をお下げの三つ編みにして赤いリボンを結び、さらに口ひげを口にたくわえた男性が歩いていた。
その男性が、いかなる美意識・哲学でそうしたカッコをしているのかは、凡庸な僕などにはよくわからない。

南高円寺のすぐ近所にある「ルック商店街」(最近では下北沢と並んで東京の古着屋のメッカとなっている)を歩いていたら、ごくフツーの近所のオバハンといった風情の女性とすれ違ったのだが、すれ違いざま目に入ってきたTシャツのプリントをよく見てみると、血文字で
「PIZZA OF DEATH」
と、書かれていたりする。

高円寺がステキなところは、そうした人を見ても誰も驚かず、ましてや指を指したり笑ったりする人もいないところだ。あまりにも街の風景に溶け込んでいる。おそらく、こういう街は日本にもそうないんじゃないだろうか。

最近では、確かに高円寺もオシャレな店が増えてきた。休日のルック商店街などは、まるで「Zipper」とか「Cutie」から飛び出してきたような女の子たちで溢れている。だがその一方で、やはり、どのようなゲマインシャフトなりゲセルシャフトに属しているのか、プロファイリングすることがまったく不可能な、上記のような人もちらほら見かけたりする。

このあたりのディープな高円寺カルチャー情報は、わが友人、若林ヨウジロウ氏が運営する「サロン・ド・高円寺」あたりでもご覧いただくとして(最近ずいぶんご無沙汰だけど元気ですか?若林さん)、今日は、僕の自宅からそれこそ徒歩1~2分のところにある、ヘンテコな店を二つほど紹介しよう。

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